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【フリーハンドでいこう!】誰でも応用できる。遠近感のある背景を描くコツ!

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遠近のある背景を描くにあたって
「パース」「消失点」「1点透視図法」「2点透視図法」「3点透視図法」「目線(アイレベル)」という言葉。
これらについての解説を読んでいると「なるほどー」と、とりあえず理屈を理解します。
さあ自分の絵に応用しよう!とペンを握って

「・・・まず何から描けばいいんだ?」

となったことはありませんか?
こういう
「分かるけど、分からない」
だから
「背景を描くのに自信がない」
に繋がる悩み。
今回はそれを改善していきたいと思います!
白紙の状態から自分が描きたいもので「パース(遠近感)」を割り出し背景を描いていく方法です。
パースを理解されてる方はシッテルシ?( ・´ー・`)なドヤ顔でどうぞ読んじゃってください!


手順①

まず描きたい人や物を描く

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ここでは位置を説明するために人物にしました。
この人物を「モチーフA」とします。

人物が登場しない絵でも空間を把握するための基準となりますので
とりあえず描きましょう。
最終的に消してOKです。


手順②

「目線(アイレベル)」を決める

ここでは解説しやすいよう、モチーフAの「膝」の位置を目線にします。
g

「目線」とは
あなたがモチーフAと同じ空間に存在すると想像して
モチーフAをどの高さでみているか

n
ということです。

立って見ている?
座って見ている?
それとも寝転んで?
e

こういうかんじでしょうか

「目おばけ」になれば
視界はもっと自由に考えやすくなるかもしれません。

そしてこの目線の高さは自由に決めてOK!


手順③

モチーフAを小さくさせた(遠くにいる)モチーフA’を描く

ここから遠近感が現れてきますよ!

ここでとっても大事なことがあります。
それは

目線とモチーフAの重なっている部分は
必ずモチーフA’でも同じ部分を目線と重ねさせる。

ということです。

今回の場合は「膝」(赤く囲んでいるところ)になりますね。

そして、このA’を左右どこにするか‥これも自由です!
A’を左右どこの位置に置くかでパースの向きが変わります。

それについては手順④で解説しますので
今は「このくらいの遠近感にしたい」で置いてみます。


手順④

モチーフAとモチーフA’の目線とは違う同じ部分どうしを結ぶ

今回は足(foot)どうしを結んでみました。

これがいわゆる「パースの線(遠近感を出させる線)」といい
この「パースの線」と「目線」を交差させた点が「消失点」となります!

このパースを基準に
逆に大きいモチーフA’を置いてみましょう。

ぐんっと遠近感が出てきましたね!

手順③で記述したとおり、左右にいくつかのA’を置いて「消失点」を作り
パースの違いをみてみましょう。

どの位置にA’を置くか。
これはもう自分がどういう絵にしたいか次第なんです。

あと、もし用紙の外に消失点ができてしまった場合でも
パース線の間、間(あいだ)を取っていけばいいのです。

角度は完璧でなくてOK

見るのは同じ人間ですので
そんな・・ねえ?ちょっとくらい・・いいよ・・?

以上が私流、透視図法を描き始める時に必要な作業でした!


手順⑤

さあでは、手順①〜④を踏まえて
1、2、3点透視図法で考えてみましょう。

[1点透視図法]


これまで解説した基準にそって建物を描いていきます。
立方体は、パースの線以外は垂直水平になります。
コツとしては一番最初に
その世界の生き物が入るサイズの入り口を想像することです。
でないと気づいたらモチーフが巨人に!?なんてことになるかもしれません・・。

[2点透視図法]


A’を2つ、Aの左右に配置して消失点を見つけましょう。

[3点透視図法]


3点目は「立体物が吸い込まれるうう」
とイメージしたところに点を打ちましょう。


まとめ

①何か描く_パースの基準となるモチーフAとなります。

②目線の位置を決める_自分がどの高さでモチーフAをみているか好きに決める

③モチーフAより小さいA’を配置する_「目線」と重なっている箇所はAもA’も同じ高さにする

④AとA’の目線以外の同じ部分どうしを結んだ線と、「目線」と重なったところが「消失点」となる_ここで基準となるパースができあがります。

⑤1点、2点、3点透視図法によって消失点を増やして④までのパース線を基準に背景を描く


最後に

ここで書いた手順が絶対ではありません。
今回はパースについて悩まれている方の道を作ってみました。
描きたいものを描いて背景のパースを決めていけば
筆の走りも幾分軽快になるのではないでしょうか。
慣れたら、頭の中でイメージできて簡単な印で線を引いていけるようになるでしょう。
自分が描きやすい手順を持つようになれば
パースを自分のものにできているということだとおもいます。

今回の記事が少しでもみなさんの創作意欲に繋がれば嬉しいです。

それでは、ご閲覧ありがとうございました!

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